リウマチ情報|福岡の整形外科

福岡の整形外科(リウマチ科)で医師をしています。関節リウマチは、正確な早期判断、適切な早期治療かその後の経過を大きく左右する病気です。 患名さんも積極的に情報を集め、病気をよく知り、治療に臨んでいただきたいと思います。

●公益社団法人 日本リウマチ友の会       http://www.nrat.or.jp/
 TEL 03-3258-6565 (月~金9:30~16:30土日祝休)
 1960年5月設立。全国47都道府県に支部を置<団体。リウマチの啓蒙活動、自助具の頒布、療養医
 療相談などを行う、患者の会。会員数は1万5千人。入会(年会費四千円、入会費五百円)すると、
 機関誌「流」(年数回発行)や、講演会を通じて、最新情報を入手できる。会員特典として。電話によ
 る医療相談(毎月1回/要予約)を受け付けている。


●一般社団法人日本リウマチ学会     http://www.ryumachi-jp.com/
 TEL 03-5251-5353
 1957年4月設立。リウマチ専門医、リウマチ指導医、リウマチ教育施設などの検索が可能。リウマ
 チ治療に関しての、最新・最速の専門的な情報を得ることができる。学会や研究会などの紹介もある。

●公益財団法人 日本リウマチ財団 リウマチ情報センター http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/
 TEL 03-3946-3551
 1987年11月設立。財団に設けられた登録医制度に基づいて、災害時リウマチ患者支援制度を行って
 いる。リウマチに関する図書の紹介や、関節リウマチについての詳細な解説もある。


●リウマチ21. Info               http://www.riumachi21.info/
 330120-753-280(田辺三菱製薬秣式会社くすり相談センタ、月~金9:00~17:30土日祝休)
 田辺三菱製薬株式会社が運営。抗TNF- a抗体治療(生物学的製剤による治療)を行っている医療機
 関の検索などができる。

●リウマチe-ネット               http://www.riumachi.jp/

 ファイザー株式会社が運営。子どものリウマチ(若年性突発性関節炎)についての情報提供も行っ
 ている。

●おしえてリウマチ                 https://chugai-ra.jp/

 中外製薬株式会社が運営。リウマチについてわかりやすく解説。

リウマチをサポート  http://mid-forties.jp/rheumatism/

リウマチは、正確な早期判断、適切な早期治療かその後の経過を大きく左右する病気です。
患名さんも積極的に情報を集め、病気をよく知り、治療に臨んでいただきたいと思います。

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関節リウマチには前駆症状があります

関節の腫れや痛みがあり、診断基準中7項目に挙げられている症状が4項目以上あると関節リウマチと診

断されますが、実際はそれより加前に慢性的な体の症状があります。それか次の4つです。

 ・疲労感

 ・微熱

 ・食欲不振

 ・体重減少


これらの症状は過労やストレスなどでも現れるので見過ごされがちですが、一過性ではなく、しばらく続くようであれば関節リウマチの発症につながる前駆症状である可能性かあります。

たいしたことはないからとほうっておかず、健康診断の血液検査などを受ける、あるいはかかりつけのホームドクターに相談してみることをお勧めします。

リウマチの初期にはこんな症状か現れます

リウマチの初期の段階では、急激に関節の痛みが始まることは少なくなんとなくだるい、熱っぽい、朝起きると関節にこわばりを感じるといった、はっきりしない全身性の症状となって現れてきます。

では、関節に現れるリウマチの症状と、それ以外の部分にあらわれるリウマチの初期症状について、さらにくわしくみてみましょう’。

関節の症状

関節リウマチにみられる特徴的な関節の症状は次のとおりです。
 
・朝、関節がこわばって動かしにくい。起き上がれない

・関節の痛みと腫れが「左右対称におこる」

・押すと痛む{圧痛}

・手指の小さな関節に症状が現れる(とくに初期)


関節以外の症状

関節だけでなく、全身にも症状か及びます。

前述したリウマチの初期症状にプラスして微熱、寝汗をかく、血色が悪くなるなどの症状も現れてきます。

いずれもかぜに似たような症状です。

こうした、最初の兆候を見逃さずに早期発見し、効果的な治療を行うためにも、定期的な健康診断や人間ドックを受けたり、おかしいなと感じたら、医師の診察を受けることが大切です。

関節リウマチの関節症状はどのようなもの?

関節の腫れと疼痛が全身におこります。

とくに手関節、手指の関節(MCPとPIP)でよくおこります。左右対称におこるのも特徴のひとつです。

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リウマチの診断を確定するためにいくつかのリウマチの検査が行われます。

診断か確定し治療が始まってからも、症状が安定しているか、関節の破壊は進んでいるか、合併症は出ているか、薬の副作用はどうかといったことを調べる検査が定期的に行われます。

おもに行われるのは、血液検査、X線検査、尿検査です。

血液検査

血液には関節リウマチの診断だけでなく、その後の治療効果や関節の破壊の具合いをチェックするための有用な情報がたくさんあります。

とくに注意してみるのが、リウマトイド因子、赤沈(赤血球沈降速度)の値、CRP(C反応性たんぱく)です。

赤沈検査とCRP倹査については後述しますか、リウマトイド因子の検査は診断基準の7にあるように、関節リウマチの診断には重要な検査のひとつとなっています。

リウマトイド因子とは、免疫で重要な働きをするIgG(免疫グロブリンG)に対する自己抗体のひとつで、関節リウマチの患者さんの血液中に多くみられるものです。

したがって、検査では血液中のリウマトイド因子を測定し、陽性であれば関節リウマチの疑いか強くなります。

ただし、関節リウマチの人の陽性半は70~80%で、残りの20~30%は陰性を示します。

そのためリウマトイド因子が陰性だったからといって関節リウマチではないということにはなりません。

そのほか、抗CRP抗体も重要な検査のひとっです。

そのほかにも白血球や赤血球の値、肝臓の機能をみる酵素AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)、腎臓の機能をみる血清クレアチニンの値を調べることなどが、関節リウマチの血液倹査では必要になります。

X線検査

X線検査は、関節リウマチの場合、関節の骨の状態を調べるにたいへん重要な検査です。

また抗リウマチ薬や生物学的製剤を使っているときは、肺のX線写真を撮って、結核などの感染症かおこっていないか、間質性肺炎になっていないか、定期的にチェックをしていきます。

そのほかの検査

血液検査やX線検査のほかに、関節リウマチでは尿検査を行うことかあります。

尿検査は抗リウマチ薬の副作用のチェックや、合併症のひとつであるアミロイドーシスがおこっていないかどうかを調べるために行います。

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