リウマチの決定的な原因は、いまだに不明異常な自己免疫反応がペースになる遺伝、感染、ストレスなどもリスク因子になる

いくつものリスク因子が複雑にからみ合う

免疫にトラブルを起こすものとして、いくつかのリスクがあげられていますが、これらが複雑にからまりあって発病すると考えられています。

●遺伝 関節リウマチは、血友病のような遺伝性の病気ではないのですが、遺伝とまったく無関係ともいえません。なりやすい体質や素因を受け継ぐことがあります。ただし、同じ遺伝子をもつ一卵性双生児をみると、一人が関節リウマチになっても、もう一人が同じ病気になる確率は24%程度。たとえ関節リウマチの遺伝子をもっていたとしても、4人に3人は発病しないのです。

●感染 ある種のウイルスに感染すると、抗体をつくるリンパ球の活動が活発になると考えられています。

●女性ホルモン 女性ホルモンは、自己抗体の働きや、免疫反応を促す物質(サイトカイン)を活性化させやすいと考えられています。

●薬物や化学物質 体内に入った物質が体の成分と結合し、その成分変化すると、自分の成分なのに鬯(物として認識されてしまい、自己免疫反応が起こることがあります。

●ストレス 精神的なストレスだけでなく、外傷や外科的手術、妊娠・出産などの身体的ストレスも、自己免疫反応のリスク因予になる場合があります。