リウマチについて|福岡の整形外科(リウマチ科)で医師をしています。

福岡の整形外科(リウマチ科)で医師をしています。関節リウマチは、正確な早期判断、適切な早期治療かその後の経過を大きく左右する病気です。 患名さんも積極的に情報を集め、病気をよく知り、治療に臨んでいただきたいと思います。

リウマチの症状

【医師監修】リウマチの初期症状は指の小さな関節の痛み、腫れに注意!

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関節リウマチには前駆症状があります

関節の腫れや痛みがあり、診断基準中7項目に挙げられている症状が4項目以上あると関節リウマチと診

断されますが、実際はそれより加前に慢性的な体の症状があります。それか次の4つです。

 ・疲労感

 ・微熱

 ・食欲不振

 ・体重減少


これらの症状は過労やストレスなどでも現れるので見過ごされがちですが、一過性ではなく、しばらく続くようであれば関節リウマチの発症につながる前駆症状である可能性かあります。

たいしたことはないからとほうっておかず、健康診断の血液検査などを受ける、あるいはかかりつけのホームドクターに相談してみることをお勧めします。

リウマチの初期にはこんな症状か現れます

リウマチの初期の段階では、急激に関節の痛みが始まることは少なくなんとなくだるい、熱っぽい、朝起きると関節にこわばりを感じるといった、はっきりしない全身性の症状となって現れてきます。

では、関節に現れるリウマチの症状と、それ以外の部分にあらわれるリウマチの症状について、さらにくわしくみてみましょう’。

関節の症状

関節リウマチにみられる特徴的な関節の症状は次のとおりです。
 
・朝、関節がこわばって動かしにくい。起き上がれない

・関節の痛みと腫れが「左右対称におこる」

・押すと痛む{圧痛}

・手指の小さな関節に症状が現れる(とくに初期)


関節以外の症状

関節だけでなく、全身にも症状か及びます。

前述したリウマチの初期症状にプラスして微熱、寝汗をかく、血色が悪くなるなどの症状も現れてきます。

いずれもかぜに似たような症状です。

こうした、最初の兆候を見逃さずに早期発見し、効果的な治療を行うためにも、定期的な健康診断や人間ドックを受けたり、おかしいなと感じたら、医師の診察を受けることが大切です。

関節リウマチの関節症状はどのようなもの?

関節の腫れと疼痛が全身におこります。

とくに手関節、手指の関節(MCPとPIP)でよくおこります。左右対称におこるのも特徴のひとつです。

【医師監修】リウマチの症状や検査を総合し、基準に照らしてリウマチを診断します

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関節リウマチかどうかの診断を確定する最初のステップか、診断基準になります。

これは、1987年に改吋されたアメリカリウマチ学会の診断基準に基づいています。

チェック項目は全部で7つあり、そのうちの4項目にあてはまると関節リウマチと診断されます。

7つの項目中2,3,4にある「腫脹」とは腫れのことで、6の「皮下結節」とは、リウマチ結節ともいって、ひじやひざ、指などの骨が出ている部分の皮膚の下にできるしこりです。

大きさは1~3cmぐらいで、押しても痛くありません。

5の「手におけるX線変化」とは、手のX線写真を撮ったときに関節の状態がどうなっているかを調べるものです。

手首や手指のつけ很の関節(MCP関節)、第2関節(PIP関節)などはもっともリウマチの症状がおこりやすく、また炎症があるかどうかがわかりやすい部分なので、そこを指標とします。

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関節リウマチの診断基準

1.朝のこわばり、少なくとも1時間(6週間以上)ある

2.3うないしそれ以上の関節腫脹が(6週間以上)ある

3.手関節、MCP関節(中手指刀間関節)またはPIP関節(近位指節間関節)の瞳脹が(6週間以上)ある

4.対称性の関節腫脹が(6週間以上)ある

5.手におけるX線変化

6.皮下結節(リウマチ結節)がある

7.リウマトイド因子が認められる


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